予選会予想2

通過7校のうち5校は昨日の書いた5校として、残り2枠を争う大学の分析です。
今春の成績を中心に。敬称略。

亜細亜

春先のトラックにはあまり出場しておらず、現時点での力を把握しづらい。両看板のうち板倉はエース格たる結果を残したが、木許はイマイチ不調で、この予選会でも控えとしてエントリーされている。また箱根を走った両拓郎(辻、山下)の両者がエントリーされていないのも気になる。チームとして箱根一本に焦点を絞っている感もあり、この時期のパフォーマンスには正直期待しにくい。が、去年、前評判を覆した箱根3位や、今年けが人続出ながらシード権を危なげなくキープした選手層の厚さを考えれば、何が起こってもおかしくない。

中央学院大

箱根シード権獲得の原動力となった蔭山、信田、杉本、江藤の4年生が4人とも好調。それどころかエントリー10人中9人がこの春にトラック自己記録を更新。神大とともに今春は箱根シードチームの底力をみせた。それでも10000mタイム的には芳しくないが、それは更新した記録の多くが5000mだからだろう。関カレでも10000m以外では入賞者を出した。特に関カレ3000m障害を制した篠藤、そしてチームNo1の50000mタイムを出した1年木原には期待したい。亜細亜ほどではないが、タイム以上の結果を期待できるチームだ。

大東大

両エースたる野宮、金塚が好調で畔柳もそれに次ぐ結果を残した。ただ箱根5区6位の佐々木の姿が見えないのが気にかかる。中村、佐藤、宮城と10000mチームベスト10に入らない1年生が起用されているが、これが表とでるか。29分台の選手層の厚さは予選会出場チームの中でも屈指なので、調子の良い選手が選ばれていると期待したい。また、ここ7年間予選会出場時には必ず本戦出場を勝ち取っている。経験と調整力を信じたい。

明治大

柱となる幸田、池辺、岡本、田中のうち、岡本と田中は今期大活躍、池辺は不調、幸田はレースに出ず、と明暗が分かれた。青田、村上、細井の上級生は今春に自己ベストを記録している。期待の東野は早大阿久津、東海杉本らと走ることになり、楽しみだ。10000mの持ちタイムなら上位7校に食い込むだけに、近年の惨敗の雪辱を期したいところだ。

城西大

ここも柱となるのは四人。田上、中安、河野、森田のうち、田上は好調、中安は上々、河野、森田は今季イマイチだった。明大と同じような位置づけだが、期待の伊藤がエントリーされなかったのは残念だ。3組の高岡、南谷は春に5000mのベストを更新しており、3・4組の好調組は期待できる。


専修大、青山学院、国士館、國學院がこの5校に続くと思う。タイムで比べるとどうしても劣ってしまうが、十分に目はあるとみている。4組は調子を上げてきたエースが揃い踏みなので白熱したレースを期待したい。



と、これ以上書いてもキリなさそうなのでこれぐらいにします。
いろいろ書いたチームよりむしろ端折ったチームの方に注目しているのは秘密です。

で、最後に予想ですが、
1位 東海大
2位 早稲田大
3位 東洋大
4位 法政大
5位 神奈川大
6位 中央学院大
7位 大東文化大


としておきます。分析はマジに、予想は遊びに。


今年は応援しに行きます。選手のみなさんは頑張って下さい!