全日本

3時間ほどオーダーリストとにらめっこ。
ガッツリ予想タイムを満喫したわけですが、いまさら予想の根拠を論じても誰も見なそうなので、別企画。


ずばり 「心憎いオーダー」ベスト5!!

リストと格闘する中で、監督の意志、意図を読み取ることのできた(と勝手に思った)「心憎い」選手配置を書いてみます。各校の台所事情を知らない以上全く的外れなことを言ってる可能性もあるわけですが、それはそれということで。


5位 日体大 2区石谷選手
上位校では数少ない1年生をエース集う2区に配置するところが憎いです。将来のエース候補を育成しようという意図が伝わってきます。おかげで鶴留選手や岩崎選手を後半つぎ込めるのもポイント高いですね。


4位 中学大 全区間
中学大は他のチームと違って去年、一昨年と最長区間8区にエース格を持ってきていません。前半でしっかり流れを作り、最大限上の順位を狙った上でエース格の疲労蓄積を防ぐ。箱根を主眼においた作戦とみました。見るほうはエース格だけでなく最終区の選手にも期待できるわけで一石二鳥です。


3位 駒大 3区高井選手、7区糟谷選手
繋ぎ区間とみられる3、5、6、7区。今回エントリーされたその繋ぎ区間の10000m28分台選手は今回たった二人。それが駒大の2人です。齊藤選手、本宮選手などを欠いて決して楽なオーダーではないですが、トラックタイムを重視しない、と言い切る駒大のなんとも心憎い配置です。


2位 第一工大 7区加治屋選手、8区中野選手
1、4区に強力留学生を置き、2区は日本人エース吉井選手を起用した上で、最後の7、8区を地元鹿児島実業出身の期待の1年生に託す。将来を見据えつつ本気でシードを狙いに来たオーダーとみました。5区アブデラアジス選手も憎いですね。


1位 亜細亜大 全区間
最終区にエースをもってこないのは中学大と同様。それだけでなく、去年は出雲と伊勢で選手全交代、今年は2選手を除き交代と三大駅伝皆勤に伴う疲労を最小限に抑え、多くの選手を試す起用法。さらに1、2区に2枚看板を配置し、少しでも前のほうで気持ちよく走ろうというレースの想定。決して全日本を軽視するのでなく、むしろシード確保への強い意志を示しつつ、尚且つ「すべては箱根のため」という意志が去年から一徹してみられる素晴らしいオーダーと思います。亜細亜のオーダーは驚かされてばっかりです。憎いぞ!



と、予想後のテンションの高さに乗じて綴ってみました。
ちなみに心憎いセリフ1位は順大仲村監督「駅伝に対する調整力は自信がある」


さてどうなるでしょうか、明日朝が楽しみです!



箱フリさんの予想は
駒大、日大、中大、日体大、山学大、亜大
でいきます。